とにかく「うまい」と評判のレモンサワー『檸檬堂』。
飲んでみると、確かにうまい。
評判通り。
公式サイトによると、檸檬堂のうまさの秘訣は「前割りレモン製法」にあるという。まるごとレモンをすりおろしてお酒に漬け込んでおく、とな。
…ごくり。
これ絶対うまいやつや。
自分でつくってみたい。
心の底から沸き上がる衝動に突き動かされ、
「檸檬堂」風自家製レモンサワーをつくってみた。
結果、
つくる労力は半端なかったけど、
まじでうまいレモンサワーができました。
一部始終をご覧あれ。
檸檬堂は「丸ごとすりおろしたレモンをお酒に漬け込む」製法
「檸檬堂」のうまい秘訣は「前割りレモン製法」という作り方にあるらしい。
レモン堂のブランド公式サイトによると、
「丸ごとすりおろした」レモンを、お酒にあらかじめ漬け込む「前割り製法」を採用。
引用元:檸檬堂公式サイト:「こだわり」より
レモンを丸ごとすりおろし、お酒に漬け込んでおく。とのこと。
レモンサワーは、飲む直前にお酒・レモン・炭酸水を混ぜるのが一般的。
しかし檸檬堂の「前割りレモン製法」は、お酒にレモンを漬け込んでおく。しかも丸ごとすりおろしたレモンを。
なるほど。
これは想像しただけでうまいがあふれてくるやつ。
さすが檸檬堂さん。
檸檬堂のこだわり「前割りレモン製法」を理解したところで、つくってみることにした。
めざせ「檸檬堂」のうまさ。自家製レモンサワーをつくってみる
檸檬堂のうまさを目指し、「前割りレモン製法」を真似て以下の手順でレモンサワーをつくってみることにした。
「前割りレモン」作成手順
準備1:道具をそろえる
準備2:材料を集める
1.レモンをまるごとすりつぶす
2.焼酎につけて寝かせる
準備1:道具をそろえる
「檸檬堂」風自家製レモンサワーをつくるべく、準備をすすめる。
必要な道具は以下2つ。
- おろし金
- 漬け込み用の容器
まず、おろし金。
レモン堂ブランド公式サイトには、↓こんな感じのおろし金が写っている。
しかし、我が家にこんな丁度よさそうなおろし金はない。
檸檬堂のCMでは、↓「薬味おろし」が板状になったような道具を使っている。
もちろんこんな丁度良いアイテムは我が家にない。
そもそも、おろし金の種類が世の中に多すぎて正直よくわからない。
とりあえず、レモンを丸ごとすりおろせそうな材料を探したところ、
↓これを発見。
実家で使わず放置されていたから貰ってきたキッチン道具。
んー、なんとかこれでいけるか…?
どの刃を選ぶべきか…。
悩んだ挙句、選んだのはこちら。
(おそらく)みじん切り用の刃。
レモンを「すりおろす」というより「粗みじん切り」するような気もするが…。
他の刃はどうもレモンに太刀打ちできる気がせず、
これを我が相棒に選定した。
次は、漬け込み用のボトル。
公式サイトのイメージ図では、↓こんな感じの蓋つき瓶を使っている。
が、我が家にこんなおしゃれアイテムは存在しない。
いろいろ考えたが、
↓これを使うことにした。
実家で放置されていたから貰ってきたキッチン道具(←2回目)。
この容器には蓋がついているから、そのまま保管できる。
ここにきて、放置されていたキッチン道具、大活躍。
このように、家にあるものでなんとか道具を揃えることができた。
準備2:材料を集める
「檸檬堂」風自家製レモンサワーの材料を集める。
漬け込みに必要なのは「レモン」と「お酒」。
材料と分量
- レモン:400g
- 甲類焼酎(20度):600g
分量はとりあえず↑これでいくことにした。
まずはレモン。
入手方法はスーパー、八百屋、ネット通販イロイロある。
↓ふるさと納税で国産レモンを入手するのも一つの手。
我が家には、知人から頂き、
日々レモンサワーにして楽しんでいる「国産レモン」が
あったので、それを使うことにした。
レモン4個の重さは443gだった。
一応、400gに調整した。
レモン、準備完了。
次は焼酎。
焼酎は雑味の無い「甲類」。
甲類焼酎と言えば有名なのは
俺とお前と、
大五郎♪
昔の友は今の友。あれは名曲。
お手軽なサイズも売っている。
俺とお前と
ミニ五郎。 レモンサワーはたまにしか飲まないから焼酎の買い置きは必要ない、という人におすすめサイズ。冷蔵庫にも入る。
我が家では、近所の酒屋で最安値の『TOPVALUE焼酎』を常備している。
↑焼酎4Lの隣に2Lペットボトルを置いてサイズ感を伝えようとした写真。
ということで、焼酎も準備OK。
ちなみに、もちろん炭酸水も常備している。
我が家の愛飲する炭酸水は、炭酸もコスパも強い。
普段からレモンサワーを愛飲しているため、材料も家にそろっていた。
準備、完了。
手順1にして最大の難関:レモンのまるごとすりおろし
いよいよ『檸檬堂』風レモンサワーづくりを始める。
まず、手順1ではレモンを「丸ごと」すりおろす。
レモンをセットして、すりおろす。
すりおろす…?
メッタメタに切り刻んでいる。
「すりおろす」という言葉の定義から外れている気もするが、そこは気にしないことにした。
すりおろしていると、残る残骸と種。
この道具ではレモンを最後までおろす(刻む)ことができないため、残った部分は後程包丁でみじん切りにすることにした。
そして、種。
入れるかどうか悩んだものの、
「丸ごとレモン」なのだから、
種も投入することにした。
すりおろし作業は、なかなかの苦行。
ちゃんとした「おろし金」を使えばもっと楽だったかもしれない…。
そんな後悔が頭をよぎるも、今更引き返すことなどできない。
乗りかかった船だ、やるしかない。
絶対にうまいレモンサワーを飲むんだ。と自分を励ましながらおろしつづけた。
ひたすらにレモンと向き合い、
全レモンをおろし終えたころには、なんだかレモンに愛着がわいていた。
ともに苦行を乗り越えたレモン。
うまいレモンサワーになるんだよ。
手順2:すりおろしたレモンを焼酎に漬けて寝かせる
手順2は、すりおろしたレモンに焼酎を入れて寝かせるだけ。
焼酎を入れて、
蓋をして、寝かせる。
冷蔵庫におやすみなさい。
あとは待つだけ。
あぁーー楽しみだぁ!
自家製レモンサワー、完成!寝かせるほどにおいしくなる!?
一晩寝かせて、翌日の「前割りレモン」
蓋を開けると、レモンのかほりがフワーッと拡がる。
おぁ、おいしそう。
炭酸水で割り、
氷の入ったジョッキへ入れて、完成!
檸檬堂風、前割りレモンのレモンサワー。
それでは、
いただきます!
くぅうう、うまい!!!
口の中でレモンがはじけ香る~!
お酒と一緒に口に入ってくる果肉がまたうまい!!
香料が入ってないから純粋にレモンを楽しめるし、
これは絶品だ!
若干、でかすぎるレモンの破片が邪魔?
とも感じ、粗く濾してみたが、
これだと物足りなかった。
やっぱりレモンの破片も一緒に飲み、
でかレモンも噛みしめてこそ、このレモンサワーの良さが出るな。
そして、
さらに二日寝かせてみた。
お待たせしました、三日寝かせたレモンサワーです!
一口飲んで、驚く。
あれ!レモンサワー君、まろやかになった?
日を置いて、馴染んだのか、
さらにうまくなった。
レモンの破片も気にならなくなってきた気がする。
これ、もしかしたら、寝かせる時間が増えるほどに美味しくなるのかもしれない。
今回は、3日目で飲みきってしまったので、
次に作るときはもうちょっと漬け込み時間を増やしてみよう。
楽しみが増えたなぁ。
というわけで、
結論:檸檬堂の「前割りレモン製法」でつくった
自家製レモンサワーは絶品!でした。
まとめ
うまいと評判の「檸檬堂」をリスペクトして、
「前割りレモン製法」を試したところ、
大満足のうまいレモンサワーができた。
レモンの丸ごとすりおろしは大変な労力を使うものの、
その先には絶品レモンサワーが待っていた。
是非、お試しを。
(注)お酒は適量を楽しみましょう
(注)すりおろし器でケガをしないよう充分注意してね