娘はこどもちゃれんじの思考力特化コースを受講しています。
年中さん向けのこどもちゃれんじには、絵本やおもちゃが届く「総合コース」の他に、ワークにたっぷり取り組める「思考力特化コース」があり、どちらかを選択することができます。
◇こどもちゃれんじ公式サイト◇
【参考】思考力特化コースを選んだ理由はコチラの記事↓
思考力特化コースでは、毎月2冊のワークに加えて「考える遊びセット」が届きます。
考える遊びセットは親子で取り組む教材なので、1年間、娘と一緒に取り組んできました。
そこで、2021年度こどもちゃれんじすてっぷのかんがえる遊びセットの内容と娘の反応を紹介してみようと思います。
思考力特化コースに興味をお持ちの方、どんな遊びで思考力向上を目指すのか気になる方はどうぞ読み進めてください。
- 思考力特化コースの考える遊びセットは、将来生きる”体験”ができる
- 【4月号】運筆「なぞりんじま ぼうけんめいろ」
- 【5月号】論理的思考「かたつむりきゅうしゅつだいさくせん」
- 【6月号】順序数「ターボとダッシュのたからさがしゲーム」
- 【7月号】擬音語・擬態語「ようすのことばえあわせゲーム」
- 【8月号】分類「なかまわけゲーム」
- 【9月号】数の合成「どきどき おかいもの かずすごろく」
- 【10月号】数の分解「わけわけドン!」
- 【11月号】言葉「なまえをいってはいけませんゲーム」
- 【12月号】線対称「あわせてぴったり!かたちカードゲーム」
- 【1月号】カタカナ「カタカナカードゲーム」
- 【2月号】空間認識「できる?できない?はこゲーム」
- 【3月号】論理「なぞときめいじんすいりマップ」
- 思考力特化コースの考える遊びセットを利用した感想
- まとめ
思考力特化コースの考える遊びセットは、将来生きる”体験”ができる
こどもちゃれんじすてっぷ思考力特化コースでは、毎月「考える遊びセット」が届きます。
考える遊びセットは体験を通して将来の理解につなげる教材で、毎月のテーマごとに楽しみながら思考力(=考える力)を養う工夫が凝らされています。
こどもちゃれんじのワークは子ども一人でも取り組める内容が多いですが、「考える遊びセット」は親子で取り組むものがほとんど。
対話ややり取りを通して学びや気づきを与えるということなんでしょうね。
保護者向け冊子には、遊び方や目的、声掛けのヒントも丁寧に書かれているので、考える遊びセットがとても活用しやすかったです。
それでは、各月の考える遊びセットをひとつづつ紹介します。
【4月号】運筆「なぞりんじま ぼうけんめいろ」
こどもちゃれんじステップ思考力特化コース、4月号の考える遊びセットは「なぞりんじま ぼうけんめいろ」でした。
鉛筆で書く力をつける、いわゆる運筆の迷路です。
この教材は、(たしか)総合コースと共通だったと思います。
率直に言うと「考える遊び」っぽくはなかったですね、ワークの延長という印象でした。
とはいえ、運筆は大事ですよね。
娘はまだ鉛筆を使い始めた段階だったので、ギザギザの道やカーブなどがまだうまく書けなかったり、はみ出したりしていました。
かわいいキャラクターが描かれている迷路なので、娘は頭の中でストーリーを考えているようで、なにやらブツブツとセリフを言いながら楽しそうに取り組んでいました。
【参考】運筆を鍛えながら思考力や空間認知力を高めるワークは、本屋さんでもよく見かけます↓
【5月号】論理的思考「かたつむりきゅうしゅつだいさくせん」
こどもちゃれんじすてっぷ思考力特化コース、5月号の考える遊びセットは「かたつむりきゅうしゅつだいさくせん」です。
めくったカードに書かれた指示通りにコマを動かし、ゴールを目指す中で試行錯誤を重ね、論理的思考を育む目的のゲームです。
娘はルールを守ってゲームをすることを楽しんでいました。
まだ「どうしたら早くゴールに行けるか」全体を見て”戦略”を立てるのは難しそうでしたが、手持ちのカードから今どれを出せばゴールの方へ進めるかをじっくり考えている様でした。
我が家では数回しか遊びませんでしたが、ゲームを通して対話しながらもっと一緒に遊べば、より試行錯誤が出来たかなと思います。
【6月号】順序数「ターボとダッシュのたからさがしゲーム」
こどもちゃれんじすてっぷ思考力特化コース、6月号の考える遊びセットは「ターボとダッシュのたからさがしゲーム」です。
「なんばんめカード」に書かれた場所の「たからばこカード」をめくって宝物を集めるゲームです。順序数(右or左から何番目)の理解が目的ですね。
娘とゲームをしてみたところ、順序数と集合数の違いを理解していることが分かりちょっと驚きました。小学1年生の算数で学ぶ順序数と集合数の違いですが、簡単だけどしっかり区別しなければいけないことなんですよね。
娘は自分のお気に入りのお宝をゲットできるととても喜んで、何回も一緒に遊びました。子どもが何回もやりたくなるようにとても工夫されているなと感じました。
【参考】順序数を楽しみながら身に着けるNHKの動画です↓小学1年生向けですが、年中さんでも楽しめると思います
【7月号】擬音語・擬態語「ようすのことばえあわせゲーム」
こどもちゃれんじすてっぷ思考力特化コース、7月号の考える遊びセットは「ようすのことばえあわせゲーム」です。
擬音語や擬態語に触れることで、表現を身につけることが目的のゲームです。
絵本や日常生活ででてくる言葉なので、娘は理解している様子でした。このゲームでは表現を楽しむきっかけができたところが良かったなと思います。
【参考】日常つかう擬音語・擬態語を楽しく学べるカードゲーム↓家族で楽しめそうです。
【8月号】分類「なかまわけゲーム」
こどもちゃれんじすてっぷ思考力特化コース、8月号の考える遊びセットは「なかまわけゲーム」です。
「おすすめカード」に書かれた分類に該当する「しなものカード」をとるゲームです。
”まるいもの”、”赤いもの”、”食べもの”など、一つの分類が書かれた黄色いおすすめカードと、”まるくて赤いもの”など、二つの分類が書かれた水色のおすすめカードがあります。
このゲームは、ごっこ遊びが大好きな娘にすごくはまりました。
カードを少し離れたところに並べて置き、一枚の「おすすめカード」を渡して「お買い物お願いしまーす」というと、
このような↓買い物かごを持って喜んでカードを選びに行ってました。
面白いのは、"緑色で丸いもの"という条件のときに「えだまめ」を持ってくること。カードに描かれた絵はさや付きだから丸くないのですが、中に入っている豆は丸いですもんね。
保護者向け冊子には「理由に正解はない」と書かれていました。子どもがなぜそのカードを選んだか説明できればOKなんですって、素敵です。
【9月号】数の合成「どきどき おかいもの かずすごろく」
こどもちゃれんじすてっぷ思考力特化コース、9月号の考える遊びセットは「どきどきおかいものかずすごろく」です。
裏面は「ターボとダッシュのカーレースすごろく」です。
表裏どちらも、二つのサイコロを振って、出た目の数を合わせた数だけ進むすごろくです。
いよいよ算数をにおわせる内容になってきましたね。
娘は、サイコロを振るたびに手を使って数えていました。
2才頃から数字を読んでましたが、当時は「文字」として数字をとらえていました。それが、年少ぐらいから「数」としてとらえるようになってきたので、数と数を合わせるとどうなるかを考えながら進めるこのゲームは、時期的にちょうどよかったですね。
【参考】おもしろそうなの見つけました↓欲しい。
【10月号】数の分解「わけわけドン!」
こどもちゃれんじすてっぷ思考力特化コース、10月号の考える遊びセットは「わけわけドン!ゲーム」です。
数字が書かれた「かずカード」を引き、出た数のひよこシールを二つにわけて貼るゲームです。二人の分け方が同じか違うかを比べます。
数の感覚をつかむことが目的の遊びですね。
娘は、シールが好きなのでこのゲームを結構気に入っていました。ゲームを通して同じ数字でも組み合わせがいくつかあることに気づいたようでした。
【11月号】言葉「なまえをいってはいけませんゲーム」
こどもちゃれんじすてっぷ思考力特化コース、11月号の考える遊びセットは「なまえをいってはいけませんゲーム」です。
カードに書かれたモノについて、親が質問をして子どもが名前を言わずに説明し、子どものヒントを元に何かを当てるゲームです。語彙や説明力を養うゲームですかね。
名前を言わずに説明するっていやいや難しいでしょ、と思っていましたが、ゲームをしてみると娘もちゃんと説明できていました。
娘は普段何か頭の中で想像しているものを伝えようとしても、コチラが相当な想像力を発揮しなければ理解できないことが多々ありますので、このゲームをヒントに、語彙を養ったり説明する機会をもっと作ってあげたいと思いました。
【参考】絵本探しにおすすめのサイト↓です。
季節や年齢に合った絵本が探しやすい&試し読みができるので便利なのです↑
【12月号】線対称「あわせてぴったり!かたちカードゲーム」
こどもちゃれんじすてっぷ思考力特化コース、12月号の考える遊びセットは「あわせてぴったり!かたちカードゲーム」です。
線対称の図形が半分ずつ描かれた「かたちカード」を使い、ペアを見つけたら出していくゲームです。
娘は似たような形を間違えてペアにすることもありましたが、すぐにあれっと気づいて直していました。
遊びの中で線対称を意識した体験が図形の理解のつながるという保護者向け冊子の説明を読んで、納得させられました。
【1月号】カタカナ「カタカナカードゲーム」
こどもちゃれんじすてっぷ思考力特化コース、1月号の考える遊びセットは「カタカナカードゲーム」です。
カタカナ版のかるたゲームですね。これは(たしか)総合コースでも届く教材だったと思います。
11月号くらいからカタカナのポスターやワークが届いて少しずつ触れていたためか、娘は1月号でかるたが届いたころには、多くのカタカナを読めるようになっていました。
しかも、このカルタは「ひらがななぞりんパット」という電子教材(4月号で届きます)で読み札を読み上げてくれるので、一人でも遊べるようになっています。
毎回一緒に遊ばなくても良いので、他の月の考える遊びセットより使った回数が多かったと思います。
【2月号】空間認識「できる?できない?はこゲーム」
こどもちゃれんじすてっぷ思考力特化コース、2月号の考える遊びセットは「できる?できない?はこゲーム」です。
展開図を見て、折って組み立てたら立方体になるか否かを当てるゲームです。
これ、私自身も頭の中で組み立てて慎重に答えないと間違えそうな問題でした( ´∀` )娘はまだ展開図から想像するのは難しそうでしたが、組立て確認するのを楽しんでいました。
【参考】パズルを楽しみながら空間認知力を養えるおもちゃ「ピタゴラス」↓
広年齢向けにシリーズ展開しています。
【3月号】論理「なぞときめいじんすいりマップ」
こどもちゃれんじすてっぷ思考力特化コース、3月号の考える遊びセットは「すいりマップ」です。
裏面はこのようになっています。
この教材は、複数の条件に合うものを探したり、なぞなぞのような問題を解いたりするものです。
ワークでも同じような問題を何回か解いていたので、娘はすいすい解けていました。
数か月前までは、条件が2つ以上になると混乱していた娘でしたが、条件を一つずつ読み解いて答えを出せるようになりました、成長しましたね。
思考力特化コースの考える遊びセットを利用した感想
最後に、こどもちゃれんじすてっぷ”思考力特化コース”の「考える遊びセット」を1年間利用した親目線の簡単な感想を箇条書きで書いておきます。
・頭良くなりそうな遊びセットだと思った(←頭悪そうな表現(笑))
・遊びを通して学ぶってこういうことかと勉強になった
・親子で取り組むので「こんなことももうできるのか」と成長の発見がありおもしろかった
・一人で遊べないため繰り返し遊んであげられなかった(反省点)
テーマ毎に、子供が楽しみながら「考える」ことを引き出す工夫に感心させられっぱなしでした。
親子で取り組むものだったので、一緒に遊んで子供の成長を実感したり促す良い機会になりました。一方で、一人では遊べないので何回も繰り返し遊ぶことができなかったことが反省点ですね。
幼児期の様々な体験がのちの「あ、これ知ってる」につながる、とはいえ、親になってみたらそのような環境を与えるのは簡単ではないことを思い知りました。
考える遊びセットは、テーマごとの”体験”を与えてくれるので、とてもありがたい教材だったなぁと実感しています。
まとめ
2021年度の年中向け「こどもちゃれんじすてっぷ」思考力特化コースで届いた「考える遊びセット」を紹介しました。
【4月号】運筆「なぞりんじま ぼうけんめいろ」
【5月号】論理的思考「かたつむりきゅうしゅつだいさくせん」
【6月号】順序数「ターボとダッシュのたからさがしゲーム」
【7月号】擬音語・擬態語「ようすのことばえあわせゲーム」
【8月号】分類「なかまわけゲーム」
【9月号】数の合成「どきどき おかいもの かずすごろく」
【10月号】数の分解「わけわけドン!」
【11月号】言葉「なまえをいってはいけませんゲーム」
【12月号】線対称「あわせてぴったり!かたちカードゲーム」
【1月号】カタカナ「カタカナカードゲーム」
【2月号】空間認識「できる?できない?はこゲーム」
【3月号】論理「なぞときめいじんすいりマップ」
この記事が、少しでもお役にたてたら幸いです。
【関連】こどもちゃれんじ・進研ゼミ小学講座の関連記事はコチラから↓